都電荒川線 東京さくらトラム 路面電車

鬼子母神前

千登勢橋(陸橋)をくぐると、鬼子母神前である。

 

停留所のすぐ南を、旧鎌倉道がよぎる。

 

南へ下ると宿坂(しゅくさか)、北へ上る道が鬼子母神の参道である。

 

数こそ減ったが江戸時代以来の欅並木が往時をしのばせる。

 

かつて木立がくれに点在していた茶屋や料理屋もいまはない。

 

それだけに、境内の茶屋「川 千登世橋(陸橋) をくぐると、鬼子母神前口屋」の古びたたたずまいに心ひかれる。
である。

 

停留所のすぐ南を、旧鎌倉道がよ 境内をおおうかのように、枝葉を広げるぎる。

 

南へ下ると宿坂、北へ上る道が鬼子大銀杏は樹齢約六百年とか。

 

「子授け」「子育 母神の参道である。

 

数こそ減ったが江戸時て」の銀杏といわれ、信仰をあつめている。
貼紙仁王像もそういう 信仰のひとつである。自 分の身体の悪い部分にあたるところに紙を貼ると、 病いが治るという。

 

信仰 する人が多いのか、仁王像のあちこちに紙が貼られている。これまた、鬼子母神らしい風景といえようか。

 

 

 

信心といえば、いわゆる百度参りは、この鬼子母神からはじまったといわれる。

 

「この事は当社鬼子母神を以てて権興とす。
そのゆゑは、十羅刹女を始めとし千人尾の御子にねぎたてまつる意にして、十と千との間を取り、百度詣するといへり。

 

千団子、千疋猿のたぐひ皆この故なりとぞ」と記している。