都電荒川線 東京さくらトラム 路面電車

東池袋四丁目

本教寺と巣鴨監獄 都電荒川線は、雑司ヶ谷をあとに東池袋 へ向かう。途中、首都高速五号線をくぐるはっとりちんっ手前に服部嵐雪の墓などで知られる本教寺 がある。

 

蕉門十哲の一人に数えられる嵐雪は宝永四年(1707年)に没している。

 

歌川派の始祖といわれる歌川の墓もある。

 

豊春は歌麿と併称される浮世絵の大家で、浅 草宇田川町に住んでいたところから、歌川と名乗った。

 

洋画の技法を取り入れた構図が目新しく、また色彩感にもすぐれ、その美人画の評価は高かった。

 

さて、東池袋。その前は池袋東、巣鴨、日出町の各一部である。

 

池袋 副都心の表徴であるンシャインシティは 明治二十八年(一八五)、石川島から移された 鴨監獄の跡地に造成されたもの。

 

東軍事裁判の歴史の跡は、そばの公園 に立つ石碑のみ。

 

げなく「永久平和を願って」と刻まれている。

 

 

護国寺に行くには、東池袋から地下鉄有 楽町線を利用するといい。
一駅で護国寺で ある。将軍綱吉が生母桂昌院の要請で造立 しただけに、その結構はすばらしい。

 

「神齢山護国寺 悉知院と号す北にあり。新義の真言宗にして、和州長谷小池坊に属す。

 

開山は亮督僧正と号す。

 

公より寺領千二百石を附せられ、盛大の地な り」(『江戸名所図会』)。

 

 

この寺は薬園としてつくられたものだけ にその境内は変化に富み、堂宇も震災、戦災をまぬがれて、現在でも盛時をしのぶことができる。

 

総門は通りに面し、右手には 護国寺本坊、豊島岡御陵があり、丘上の正 面に本堂や多宝塔などの堂塔がある。

 

月光 殿は桃山時代の書院風の建築で、園城寺から移建された。